PEOPLE vol.11

このコーナーは GoodNews のまわり の
最近気になっている人を
インタビュー形式で皆に紹介するコーナーです。





今回は、2010年1月30日(土)に

埼玉の入間にある“JOHNSON TOWN” に

アトリエ兼 SHOPを OPEN した

“TOUNKY WOOD WORKS”

の紹介です。




---- OPEN おめでとうございます♪

地元「埼玉」にこんな素敵なお店が出来て嬉しいです。

まずは簡単に自己紹介をお願いします。


木工家具雑貨『TOUNKY WOOD WORKS』代表のTakeです。

「気のみ木のまま」をコンセプトに世界中の銘木や珍木と言われるものや、

ケヤキ等の身近な木材、そして間伐材を使って制作しています。


----“TOUNKY WOOD WORKS” という名前の由来は?

「TOUNKY(トゥンキー)」はただの造語なんです。

西アフリカのスス語の

トゥンビ=星  キーキ=月

のそれぞれの言葉をくっつけて、星と月を勝手に1つにしちゃいました(笑)

ウチでは「夫婦二人三脚制」で活動していて、

創るのが僕、伝えるのが嫁さん。

って事で 2人で1つの事をやり遂げる意味も込めて…。


---- 響きが可愛くて意味もとても素敵ですね! 

主にどういう活動をしているんですか?


2007年の11月に “TOUNKY WOOD WORKS” というブランドを立ち上げて、

それからはイベント出店を中心に活動していました。

でもイベント出店に家具を持っていくのは大変なので小物だけ。

家具はたまに仲間とギャラリーを借りて展示していました。

そんな活動を経て、今年2010年の1月末に埼玉県入間市にアンテナSHOPをOPENしました。



----“木” との出会いや魅力などについて教えてください。

昔、まだ出身地である熊本に住んでいたときに仲間と日曜大工で家具を作ったんです。

その頃は建築の専門学校で建築の勉強をしてたんですけど、それがキッカケで家具に興味を持って…。

それで上京して職業訓練校の木工科を経て家具職人として働くようになったんですけど、

実際に現場で働いてみると、ホームセンターでは見た事なかった木材が沢山あって、

だんだん造形よりも木材の本質に取り憑かれていったんです。

木目や木のコブを最大限に活かしてみたいなって。

木は科学塗料を塗らない限り、切られても成長し続けるんです。

それを「経年変化」といいます。

予測不可能な所もまた面白いんです。



---- お店の内装もご自分でやられたんですよね。

こだわった部分やお気に入りスペースは?

そうなんです、もう大工さんの域だねって言われてます(笑)

部屋を仕切る為に壁を作ったり、上のロフトを二畳分増やして小屋仕立てにしたりしました。

壁に貼ったアンティーク材は、実はジョンソンタウンの米軍ハウスの改修時に剥がした外壁を頂いたものなんです。

ペンキで塗られていた表と、そのままだった裏を継ぎ合わせて古材のパッチワークにしました。

その他の壁は、空気の浄化作用があると言われている珪藻土を仲間達と一緒に塗りました。

お気に入りのスペースは、奥の小屋仕立ての隠れ家スペースと、南向きのテラスですね。










---- うん、さすが可愛い♪

では 代表的な作品についてお聞かせ下さい。



木材:ゼブラウッド(アフリカ)

「My箸 My食器 持参」の意識を呼びかけるイベント出店に参加していく内に、

僕たちにも何か出来ないかなって思いついたのが首から下げられるスプーンとフォークでした。

普段はアクセサリーとして、イベントやキャンプ等では必需品として。

エコロジーファッションの提案をさせて頂いています。




TOUNKY WOOD WORKSでは木材に着色をしないので、

アクセサリーに色合いがあるとすれば、それは木材本来の色なんです。

例えば紫の木は「パープルハート」という中南米で生息する木だったり、

黄色い木は「パウアマレロ」というブラジルで生息する木だったり…。

世界の気候や土によって生まれた木って神秘的だなぁって。

レインボーシリーズは、実は全部違う木材で虹を作っています。




木材:ケヤキ

この時計は、木のありのままの姿を楽しんでもらいたいと制作しました。

いつも木材屋さんの倉庫の中で、丸太をカットした数百枚の板の中から選んでいます。

ちょうど自然に木の節が抜けて穴の開いた板を見つけたので、振り子時計にしたら面白いかなって。

この時計、穴から覗いたピースマークが実際に左右に動くんです。

「平和な時を刻む時計」として飾って欲しいと思っています。


----- どれも最高に素敵ですね!

デザインはもちろんのこと

そのなかにメッセージやストーリーが詰まっていて、

それでいて「木」っていう素材を使うことによって

とても しっくりなじむというか。。

そうですね、木材の持っている風合いを楽しむのはもちろん、

金属アレルギー等で今までアクセサリーを使ったオシャレを

楽しむ事の出来なかった方にもオススメしたいんです。

木材は自然の物だから体にも優しいし、実は神秘的なストーリーを持った素材なので。



----- 今回 アンテナSHOP を OPEN した

“JOHNSON TOWN”てどんなところなんですか?


ジョンソンタウンは昔、「ジョンソン基地」という米軍基地の軍人さんの居住区だったそうです。

その場所に残っていた米軍ハウスを改修したり、新たにアメリカンハウスを増築しながら

町並みをアメリカの景観そのものに再現した場所です。

住居の他に店舗、お店を営みながら生活している人もいて、面白い町ですよ。




----- “JOHNSON TOWN”の楽しみ方を教えてください。

ジョンソンタウンの中には掘り出しものの多いアンティークショップや

ウェスタン系、北欧系の雑貨を扱うお店の他にも美容室やネイルサロンなど、

女の子が喜びそうなスポットや、英会話教室、犬の保育園などもあります。

僕個人的には…ボルダリングジムがオススメですね。

飲食店はそれぞれ看板メニューがちゃんとあって、どこも美味しいですよ。

ペット同伴OKのお店もあるので、お散歩コースとしても充実しています。




----- なるほどね。

次に遊びに来たときは是非レストランにも行ってみたいな。

今後お店をどんなふうに盛り上げていきたいですか?


春頃にはショップの一部にカフェスペースを作る予定です。

また、僕のように“もの作り”をしている作家さんにスポットを当てた期間限定のフェアを企画して

沢山の方にハンドメイドの良さを広めていきたいと思っています。

逆に提案ですけど、

どうですか?

GoodNewsさんもウチのテラスを舞台にした

ゲリラファッションショー付きのフェアを開催するというのは??

GoodNewsさんの服を着たみんなで、ジョンソンタウンをジャックする!とか…。

どんな形でもいいので是非参加していただきたいです。


----- ありがとうございます。

すっごくおもしろそうですね。

JOHNSON TOWN は どこを撮影しても雰囲気満点なので

今度「モデル撮影」で訪れても楽しそうだなと思っていました。



最後に意気込みやメッセージがあったらどうぞ!


僕たちTOUNKY WOOD WORKSでは、「天然木のある暮らし」の他に、

様々なシーンで活躍するアーティストと一緒に、

無限の可能性の中で進化し続けるショップを創りたいと思っています。

そんな希望に満ちたこの場所で、みなさまのご来店お待ちしています♪


ありがとうございました。

今度の活動を楽しみにしてます♪


TOUNKY WOOD WORKS

埼玉県入間市1-4-8
ジョンソンタウン内4713

☎04-2963-3377

(営業時間)  火&水  11:00〜20:00

木、金、土  11:00〜23:00

定休日  月曜日


http://tounkywoodworks.com







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