PEOPLE vol.7

このコーナーは GoodNews のまわり の
「夢を追いかけてる人」 を
インタビュー形式で皆に紹介するコーナーです。




今回はアメリカ編です。

アメリカ西海岸にある私達も大好きなオレゴン州。

そのオレゴンのユージーンという小さな街から

車で1時間くらい行った ところにある「Dead Wood」という森。

今回はその山の中に住んでいるHippie カップル「Blue Bear&Tomo」の紹介です。

お楽しみ下さい。

(インタビュー GoodNews)


---- まずは簡単な自己紹介をお願い!

Blue Bearです。

11歳の頃からヒッピーしてます。
15歳の時にホームタウン、Cololadoを離れてから
放浪&ホームレス等等しながら生きてきました。
クリスタルと音楽と朋が好きです。

朋です。

高校生の頃からヒッピー文化に興味があって
英語の勉強も少し兼ねて1年くらいの滞在の予定で渡米したのですが、
居心地が良く、、居座ってしまってます。笑。

---- 2人ともすごいね~。
たしか BEARは10代前半の頃にString Cheese の Showを体験したんだよね!?
よかったらその頃の話を聞かせてもらえる?


1993年だったので15年前。。12か13歳でした。
お父さんの経営しているレストランの地下のバーで left over salmon のオープニングを
当時 blue mountain ramblers???(定かではないので当てにしないで下さい 笑)っと
とにかくまだ string cheese incident と言う名前ではない時に初めてチーズを経験しました。

当時皿洗いをしている時で、音楽を聞いて、、これはなんだ!っと思い
皿洗いをストップして、お父さんに頼んで仕事をあがらせてもらいショウを見学しました。

お父さんはその時のテープをまだ持ってるみたいだけど、
15歳の時からお父さんに会ってないので、テープを入手していません。

---- わおっ、超鳥肌。

なんともうらやましい話。
その後 ずっとチーズを追いかけてるんだね。

それからDead Woodっていう地名もすごいよね!

(Grateful)Dead ファンの2人にピッタリ。


Deadwoodは、Goodnewsの二人も来た事があるので
知ってるとは思いますが、、一言でいうと『森』です。

庭に鹿が毎日のようにやってきます。

名前の由来は200年(たぶん)ほど前に、
木こりが木を切りに来た時に、この辺り一帯で火事が起こり、
この森一帯の木が死んでしまい、伐採できなかったことからきた地名らしいです。

ちなみに隣の地名は green leaf です。
関連してると思います



---- なるほど~。
Dead Wood に Green Leaf かぁ(笑)。

今年のお正月に私達が泊まりに行った時も 野生の鹿が遊びに来ててびっくりしたのを覚えてるよ。

家も畑も最高なんだけど、家の裏にある川 も最高だよね。

あ~~~行きたくなってきた(笑)。

オレゴンの魅力を簡単に教えて。

 魅力は もちろん木々、緑が多い事です。

四季もハッキリしているし。

自然が多い=ヒッピーが多い=natural food が手に入りやすく、

地球に優しい暮らしが し易いです。



---- 普段はどんな生活をしているの?

Blue Bear→ 最近はずっと アクセサリーを作ってます。
ワイヤーラップ。
それと野菜作りです。

朋→ 服作りと、野菜作り。
あと、冬に向けての畑作りを。。

---- 「ワイヤーラップ」のアクセサリーってまだあまり日本では馴染みがないんだけど どういうものなの?

70年くらいにデッドファンの間で少しずつ始まっていたみたいです。

最初はライターをシルバーワイヤーとかで巻いたりクリスタル付けたり。。と。

ヘンプジュエリー等と一緒でヒッピー達が路上やショウでお金を作る方法として始まりました。

今は高価で質の良いクリスタルをふんだんに使い通常のジュエリーと同等、値のはるものもあります。




---- そういえば アメリカではこういうのをペンダントにしてる人 わりと みかけるよね。

2人は、とてもナチュラルで自給自足に近い生活を心がけているよね。

ユージーンに住んでた時より、更にナチュラルに なってきています。

お店が 近くに ないせいも あるけど、無駄な消費を減らして いくように しています。

畑も今年は去年よりも野菜を多めに作りました。

収穫も多めでした。




--- Tomoちゃんは洋服まで作っちゃうよね。

簡単に洋服の紹介をして。


服に関しては、、昔は趣味だったんですが、

デッドウッドに引っ越して更に自分に 有効な 時間が 増えたし、

この自然に囲まれた状況が とっっても モノ作りに適してるので、

最近どんどん作ってます。

基本的には地球に優しい素材を使うようにしてます。

あと、ローカル応援してます!!

庭で拾った枝をボタンに使うとか。

地産地消みたいな。


---日本でも買えるの?

今の所は大阪の友達のお店、「甘茶蔓」にて扱ってもらってます。

あと、友達が私のHPを製作してくれてるんですが、

忙しくて完成はもう少しかかりそうです。年内には。。

blogの方でもちょこちょこ紹介していってるのでよかったら見てください☆(宣伝!)


--- 大阪に行けば手に入るんだ。

オレゴンの素晴らしい環境の中で1つ1つ手作りでつくられた服、必見だね!














----今、2人が それぞれ 興味を持っていることって?

Blue Bear→ 日本語の勉強。

最近ネット開通したので、、たまにNaruto観てます。

日本語のリスニング!


朋→ クレイパック。ハーブでフェイシャルスチーム。

次、基礎化粧品なくなったらハーブで手作り化粧品&シャンプー作りたいと思ってます。

女として産まれてきた醍醐味??


----お気に入りの休日の過ごし方
は?

Blue Bear→ コンサート、フェスティバル。

とにかく音のあるところに出かけて行く。

そして友達とHang out。


朋→ フェスティバルでかわいいヒッピー女子とかわいいヒッピー服を観察。躍る。

そして帰宅後はアロマ風呂にゆっくりつかりながら、キャンドル!!



----最近 行ったフェスやライブで良かった又は印象に残っているのは?

その理由も教えて。


Blue Bear→ この夏はやっぱりOregon country fair

場所自体が落ち着く。ヒッピー村なので。

あと、音では、Earth Danceで観たPraang (Michael Travis, Jason Hann,Jamie Jannover,Steve Kimock)。

4時間演奏!

キモックのギターがかっこよすぎた!


朋→ 私もカントリ-フェアです。場所が落ち着く。

ヒッピーだらけだし、何をするわけでもないんだけど、人を眺めてたり歩き回ったりしてるだけで楽しい。

音はPraangです。私も。キモックがかっこよすぎました!



---- Kimock に Travis、Jason、Jamieのバンドか~。最強メンバーだね。

じゃあ最も好きなバンドを2,3つあげるとしたら?


Blue Bear→ Grateful Dead, String Cheese Incident, Bob Marley。

朋→ ベアに同じ。プラス、ウルフルズ!!

---- ウルフルズ。さすが関西人!

じゃあ好きなアルバムを3つあげて。

Blue Bear→ 
☆Grateful Dead 10/13/1979 Boot leg

☆String Cheese Incident Hornings Hideout 2nd year

☆Bob Marley Smoking Pot



朋→ 
特にないんですが、、Dead はAmerican beauty。

チーズはCDではなく、VHS (たぶんDVDもあります)Pura Vida (コスタリカでのツアー)

あと、ウルフルズの「Stupid & honest」。




---- ありがとう。

DEAD に CHEESE に BOB MARLEY ....どれも 今 体験することはできないよね(笑)

じゃあ2人が「今」注目している 活動中のバンドは?

Praang, steve kimock, Rail Road Earth, Yonder mountain string band くらいでしょうか。

---- うん、そろそろ Yonder Mountain 来てほしいな、日本にも。

絶対、全部ツアーをまわりたい!!!


---  普段エコや地球のためにしている活動などはある?

買い物に行く時はローカルの小さなお店で、オーガニックフードを購入。

ボルク (量り売り) で買うので、必要な量だけ無駄なく購入しています。

あまり物を買わない、かな。

あと、リサイクル!

ゴミの分別は当たり前ですが、『物』を探す時にはまずフリーボックス
(ガレージセールしてる所とか)で探したりとかして、人が要らないもの、をもらう。


---- とてもいいアイディアだね。

Tomoちゃんは最近 コスタリカへ行ってきたんだよね。女1人旅で。

どうだった?

コスタリカは自然を目的で行ったんですが、色々感動しました。

ジャングルも最高だったし!!動植物もたくさん!

人も優しく、良い出会いもあってとっても素敵な旅でした。

期待して行った甲斐があったんですが、、、

環境の面ではハッキリ言うと、街とか道路とかは汚くてショックを受けました。

リサイクル、とか分別とかいった取り組みができてないんでしょうね。

海に行っても水は透明でキレイだし、木々も動植物も素敵。

でも、ビーチの隅にペットボトルがあったりとか。。

せっかくこんなに自然に恵まれているのに、もったいない事だなーと思いました。

その後、ニカラグアにも行ったんですが、同じ。

これはそういった教育が必要なのではないかと。。




--- 行ってみて見えることもたくさんあるよね。

コスタリカは私達も憧れの場所。

チーズファンなら一度は行ってみたい場所だよね。

(★気になる人はTomoちゃんもお気に入りのチーズのビデオ「Pura Vida」をCheck !)


Blogで旅日記を見せてもらったけど

色んな出会いや旅で受ける刺激って宝物だよね。

さぁ、そこで このコーナーでのお約束の質問なんだけど

「1ヶ月間の休みがあります。予算も充分にあります。」

旅に出るとしたらどこがいいですか?


Blue Bear→ 日本一周 北海道〜沖縄まで。おいしいものを食べ、神社に行ったり歴史的建造物を見て回りたい。

朋→ 今は、、最近行った中米の旅の続きに行きたいです。まだ熱が冷めてない感じです。 笑。


---- 旅の必需品は?

Blue Bear→ カメラと、日記帳。ドラム。

朋→ 日記帳、本、CD。

---- 尊敬している人 は?


Blue Bear→ 両親、 Good Musician、 Dali (画家)

朋→ 特に、特定の人はいないです。ただ、友達や人1人1人に対してなんかしら尊敬部分を持ってます。

---- 今後の夢は?

Blue Bear→ バンドを結成してジャンベドラムを演奏したい。そして有名になりたい。

朋→ 服作りながら~野菜作って~(今とあまり変わりませんが)お金貯めて旅して友達たくさん作りたい。


---- 自分なりの言い方で「Hippieって?」を言葉で表現するとしたらどういう言い方になる?

Blue Bear → 優しく素敵な人で、でも人とは何か違った事を好む人。(変わった人)

朋→ 自由に生きてる人。自分に正直に生きてる人。地球にも人にも優しくできる人。

---- そうだよね~。

ずいぶん昔っから アメリカには行ってたけど

OREGONに行って、人が皆やさしくて驚いた。

特にユージーンではそれをとても強く感じる。

最初は、皆 親切すぎて「だまそうとしてんじゃないか?」って思ったぐらい(笑)。

Hippieっていうと ネガティブなイメージでとらえる人もいるけど

実は 今の時代に必要なことをずいぶん昔っから自然に行っている

とても感覚の鋭い人達なんじゃないかなって思う。

ある意味、とても進んでいるというか。


ヒッピー達の『自然を愛する』っていう気持ちが

彼らの性格全体にも表れてくるんじゃないかなと思います。

生活自体をシンプルにすることによって、

中身もいらないものが排除されて神経が研ぎすまされて、

何が必要で 何が必要でないのかを 頭でなく体でわかってくる。 

それが行動となって出るんだと思います。



---- なるほど。なるほど。

 Hippieって健康や食べ物のこと、それからエコのこと、

人付き合いに対して とても意識が高い人が多いもんね。

自分達が出会った人の多くは、心がとても美しく、思いやりがあって、

自分の意思で生きてる人が多いように感じる。

「自由」というか縛られてなくて。

そしてアーティスト性もあって、人生を大いに楽しんでいる。

そんな部分にあこがれちゃうんだよね。


それでは最後にヒッピー文化に憧れている日本の同志にメッセージを!


Blue Bear→ ユージーンに来て本物のヒッピーに会いましょう。

Be good family!

Eat organic food !

Dance your ass off!

朋→ ユージーンにほんと来てみて下さい。

来てみて触れて!

試してヒッピーヒップライフ!

---- ありがとうございました!





☆Tomo's BLOG☆

http://peacepigeon.blog40.fc2.com/


☆ハンドメイド洋服取扱店☆

大阪 「甘茶蔓(AMACHAZURU)」







★過去のPEOPLE ページ★

vol. 6  「Cafe Taidai (タイダイ)の木 」

vol. 5  「CHACO」のワコちゃん

vol. 4  ハンドメイド帽子アーティスト
anuenue」 カコちゃん


番外編  Bill Nershi (String Cheese Incident)

vol.3  NAO ちゃん(YoLe YoLe)

番外編  アリシア ベイローレル

vol.2  Jamie Graves

vol.1  アルカスカフェ オーナー




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